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2007年05月16日

オニヒトデの産卵期

五月の半ばになり、そろそろオニヒトデが産卵する時期が近づいて来ました。

横井予想では六月の頭が沖縄本島での産卵日と予想を立てている。

卵から孵って三年目の手の平サイズから卵を産める大人サイズになり産卵日を迎える。

オニヒトデの産卵期

白くなったところがオニヒトデに食われたサンゴだ。

オニヒトデは体の下にある口から、胃袋を外に出してサンゴの上にかぶせ、胃液でサンゴを溶かしてサンゴ肉質部分を体に吸収するという方法を取り、サンゴを食べている。

胃液で溶かされたサンゴは骨だけが後に残るため、白いサンゴ骨格が出来上がるのである。

では、オニヒトデの胃液で手のひらは溶けるのか? 実験中・・・・・?

オニヒトデの産卵期

そんなことより、オニヒトデが産卵する前に、少しでもオニヒトデを駆除しなくては・・・・・。
ダイビングポイントにまたサンゴが無くなってしまう。

オニヒトデの産卵期

と お叱りを受けそうだ。   

今月も残す所、あと15日、産卵時間が押し迫って来ている・・どうする。ダイバーの皆さん・・・。



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Posted by けんすけ父さん at 00:56│Comments(2)環境
この記事へのコメント
素手で持つシーンだけを見た人がどう考えるかを考えた写真をアップされてはどうでしょうか?
Posted by 海、すき。 at 2015年12月25日 13:52
海すきさん、ご指摘ありがとうございます。
子供たちと遊んでいるときもよく危険生物を触りまくるので周りの大人たちから叱られています。
私は いろんな危険な生物とこうして遊んでいますが、オニヒトデの場合この40年間で今までに50回ぐらいは刺されて「アガアガ」しています(笑)。
オニダルマオコゼやヒメオニオコゼにも刺されています。
ヒメオニオコゼは刺されどこが悪く、だるさと関節の痛みで3日間寝込みました。
なんと南城市の奥武島では「オオマルモンダコ」に手の指の間を噛まれたこともあります。
手袋をしないで潜るためクロガヤやイラモやクラゲなどはしょっちゅう刺されています。
海の中で死ぬのが昔からの夢ですがこの性格直りますかね
Posted by けんすけ父さんけんすけ父さん at 2016年01月15日 23:03
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