てぃーだブログ › 横井謙典 環境ブログ

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2013年03月21日

北谷町宮城海岸の改修工事

北谷町の宮城海岸が台風の高波やテトラポットの間に捨てられるゴミを無くそうと、親水式の新しい堤防に変えるために、現在工事が行われています。
ブルートライがあった海に入る場所は現在、工事のために使用できません。

カレーの店「ファブ」の前から海に入り、20年近く潜り続けたダイビングポイント「お花畑」の入口を海側から見てみました。



海の中は 1998年にすべて死亡したサンゴたちも順調に育ち初めていましたが、成長速度は宜野湾のサンゴに比べかなり遅いと思います。



でも明るい兆しも、1mクラスのテーブルサンゴも水深3mぐらいのリーフエッジ近くでいくつか見られました。



残念だったのは30年以上も「ヤナギカタトサカ」の根として君臨していた、直径10mのおおきな根は昨年の台風で3個に割れてしまいました。



70歳過ぎた漁師のおじいさんが言っていました、「30年に一回ぐらいはすべて壊すような自然災害が毎回来ると・・・」 
ある部分では すべて消失して 命が絶たれる しかしそこからまた新たに生命が育まれる ということが
自然の中では、もっとも自然な状態かも知れません。
成長の早い、エダサンゴやテーブルサンゴは寿命が15年ぐらいだと思っています。
大きくなりすぎたサンゴはたくさんの子供を産み、そして消えていく・・・・そうできないと 若いサンゴが成長する場所が いつまでたっても確保出来ませんから・・・・ね。

子の歩み いつまで止める ご老人 顔出し口出し 身をひく世代   


Posted by けんすけ父さん at 18:14Comments(0)環境

2010年07月05日

SOS ホワイトシンドローム?それとも白化?

7月3日の土曜日に渡嘉敷島と儀志布島の間の「カミグー」と「タマルル」の間の
http://www7.ocn.ne.jp/~kuno/tokashikijima.html
水深14mから20mの砂地に点在する馬の背状の根に潜って来ました。
この日の水温は26度から27度の間でした。

サンゴが死んでいるエリアの広さは、中学校の400mの運動場ぐらいある広さの中のこのミドリイシはすべて白くなり始めています。

なんとそこにある一種類のミドリイシに異変が・・・?
枝状のミドリイシ、たぶん「アカジマミドリイシ?」と思われる。
かなりの部分が白く死んでいて、最近からこの現象が始まったように白い部分と少し茶色の部分としばらくたってバクテリアが付いてしまった部分とが見られます。
状況はミドリイシ群集の外側がペンキで白く塗ったように囲まれている状態でやがて全体に広がり死亡するという所でしょうか?。
多くは外側の部分から異変が始まっているようです。

アップではこんな状態。



少し 全体を見ると枝の下側が死んで上の成長部分はまだ生きているポリプもあるという状態



不思議なのはこのあたりではこの「アカジマミドリイシ」らしき種類だけがやられています。



現在、沖縄工業高等専門学校の山城秀之さんに問い合わせの写真を送ってみました。



ホワイトシンドロームのような細菌感染症でしょうか?
それとも 白化現象でしょうか?
せっかく2000年の大規模なオニヒトデ大発生でやられたサンゴが戻って来たばかりの場所なのに・・・
これを止める手立ては 何かあるのでしょうか?

動画をご覧くださり、よいお知恵をお貸し下さい。





  


Posted by けんすけ父さん at 13:16Comments(0)環境

2010年05月28日

サンゴ産卵前講習会

昨夜は嘉手納マルチメディアセンターでサンゴの講習会を行いました。
沖縄本島の中部地区を中心にダイビングガイドさんがたくさん集まりました。



出席者53名でした。
アンケートは42枚いただきました。
ガイド歴三年以下 12名 
ガイド歴3年から10年以上17名 
ガイド歴10年以上6名
それいがの一般の人から7名のアンケート記入がありました。

三年未満の12名からのアンケートからは
ボートダイビングでの知識(アンカーの掛け方、や船上でのロープワーク等)
初めてのポイントでのガイド方法の要望が多くありました。

生物では魚の知識、サンゴの知識、ウミウシの知識の順に講習会開催の要望がありました。

読んでいる雑誌はマリンダイビングとダイバーを読んでいると答えた方が多く
その中の半数は二雑誌とも見ているそうです。

ガイド歴3年から10年以上17名からのアンケートからは
海の生き物の基礎的な講習会の要望が多くありました。

生物では魚の知識、ウミウシの知識、サンゴの知識の順で講習会開催の要望がありました。
ボートダイビングの知識ではドリフトの仕方等、ボートダイブの上級イロハの講習要望が一番多く出ました。

「ボート上や、ポイント現場での講習会、生物の見せ方、位置、スレートの使い方、安全管理、楽しませ方、ブリーフィング、事故例について詳しくしりたい、講習会を定期的に開催してほしい、ガイドのモラルの改善も話に入れてほしい、安全の啓蒙をしてほしい、ガイドラインがほしい(これはサンゴの産卵ダイブに対してでしょう)という意見も出ました。

ガイド歴10年以上のガイドさんからの要望は

フォト講習、レベル差のガイド方法や講習、事故を起さないためのテクニック、講習の開催要望がありました。



美ら海水族館では25日夜10時頃から水槽の中でミドリイシの産卵が始まったそうです。  


Posted by けんすけ父さん at 12:04Comments(0)環境

2010年05月27日

ボートダイビング講習会

1月28日に嘉手納の漁業協同組合のホールでボートダイビングの講習会がありました。
その時の写真をアップするのをすっかり忘れていました。



この日は、外は雨が降っていたので部屋の中でのロープワークでした。

ボートダイビングでのアンカーの掛け方。
船長の確認ができる場所からエントリーして船長の見える位置で潜行する。
ロープを岩に掛けたらどの場所に浮上するのが一番安全か?

最近は船のスクリューでガイドが巻き込まれ大怪我をする事故が多発しているのでその予防として行われました。

ガイドはロープを掛けた後、船のどの位置に浮上したら船にいる船長から見て一番安全なのか?
各自で考えながら質疑応答を繰り返しながらワークショップ形式で話を進めました。

この日はその後の浮上の仕方やロープの結び方まで色々学びました。
岩やサンゴにダメージを与えない環境にも配慮した船の止め方をこれからも皆さん続けてくださいね。  


Posted by けんすけ父さん at 13:21Comments(1)ダイビング

2010年05月21日

サンゴの白化メカニズム

サンゴ礁保全プロジェクトチーム
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/csr/contribution/earth/activities01/activities01-01.html
の静岡大学の鈴木款(よしみ)教授
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/sp/coralreef/tidings.shtml
が高水温で特定のバクテリアが存在する場合、
サンゴの白化が加速するという研究成果を
沖縄の琉球大学熱帯生物圏研究センターで説明したそうです。



バクテリアは土壌や生活廃水にも含まれている、
シュードアルテロモナス、サルフィトバクターの二種類が、
特に多く関わっていて、
低水温ではバクテリアが含まれていても
白化は見られないが、高水温ではバクテリア有りの
サンゴに対してサンゴ白化が著しく加速する結果が出たそうです。

この報告だと、温暖化で高水温になれば都市に近い環境に生息する
サンゴほど白化にさらされる度合いが大きくなるという事でしょうか?

Stop The 地球温暖化 Let's stop global warming ですね。

そこで一句
白くなる サンゴの中に バクテリア 隠れたモノが 悪戯起こす  


Posted by けんすけ父さん at 16:50Comments(0)環境

2010年04月03日

洞窟ゴミとカノコイセエビ

沖縄の海の中にはたくさんの洞窟が存在します。

洞窟とは出口と入り口が一つのもの

トンネルとは出口と入り口が別々に存在するもの

その洞窟には人間が捨てた海の中を漂う漂流物が
たくさん引っかかります。

今回はエビの穴の前にナイロンロープが引っかかっていました。

もしこの「カノコイセエビ」の長いひげに巻き付いてでもしたら
エビは死んでしまいます。

他の生き物に襲われたりする自然界の生存競争に出会わなくても、
人間のゴミで死んでいく不可効力生物もきっとたくさんいるのでしょう。







そこで 一句

穴の中 覗いて見たら イセエビが ナイロン前で 右往左往と  


Posted by けんすけ父さん at 09:12Comments(0)環境

2010年04月02日

ハマサンゴの奇病

渡嘉敷村のダイビングポイントに大きな3メートル以上あるハマサンゴがあります。
そのハマサンゴ、最近流行のはやり病にかかっています。
病名は「骨格異常」人間にたとえれば「骨の癌」のようなものです。

全体像がこれです。



一部分を拡大すると



もう少し 判り易く 見てみると



そしてその部分を拡大して見てみると、ポリプが昼間でも触手を伸ばしているのがみれます。
この大きなポリプに変形している上の部分が「骨格異常」です。
仲間内では「サンゴの腫瘍」と呼んでいますが、下の部分の普段のハマサンゴの五角形や六角形のポリプの大きさと比べるとかなり肥大しています。



もちろん、原因は判りません。
この状態だと骨格異常の部分では産卵は出来ないそうです。
しかしこのままでもう3年以上は生き続けています。

そこで一句

卵産み 子孫を残す サンゴ達 役目を変えて サインを残す   


Posted by けんすけ父さん at 08:18Comments(0)環境

2010年03月28日

ダイビング経験本数と環境負荷

ダイビングがうまくなれば、環境にもやさしくなれるのかを実際に潜って30分間追跡調査をしてみました。



確かに中性浮力が取れて技術が上がればサンゴにやさしいダイビングになることが判りました。

しかし経験が増えるとダイバーは体に水中ライトとかツンツン棒や支持棒や大型のカメラを保持するようになり、これらの増えた器材がサンゴへの接触と海洋生物に対する環境負荷を増大させていることが調査で見えてきました。

特に、ガイドするインストラクターが身につけている、お絵かき先生(水中ノート)や支持棒(ツンツン棒)や水中ライトが一番多くサンゴに接触している姿を実際に見て、サンゴにダメージを与えながらガイドを続けているインストラクターが多くいるのが今回の調査で確認できました。



ガイドやインストラクターは足ヒレや身につけている器材にも細心の注意力を図り、最高レベルの浮力技術を習得しないと、環境にもやさしいダイビングにつながらないというのが判ってきました。

インストラクターの皆さん 日々 ダイビング技術のレベルアップを怠らないよう頑張りましょう。  


Posted by けんすけ父さん at 09:26Comments(0)環境

2010年03月27日

ダイバーとサンゴ接触回数

ダイビングをする人では、体のどの部分が一番サンゴに負荷を与えているのを30分間の潜水で調べてみました。



やはり一番多いのが足ヒレで知らないうちにサンゴを触ってしまっている事です。

その次には足ヒレで巻き上げた砂がサンゴの上に乗ってしまいサンゴが死亡する原因をダイバーが作る事です。

中性浮力が身についていないダイバーは環境に対してかなりの負荷を毎回潜るたびに与えると言うことが判りました。

インストラクターの皆様、まず海に入る前に中性浮力の習得を体で覚えさせファンダイビングのお誘いをしましょう。  


Posted by けんすけ父さん at 09:25Comments(0)環境

2010年03月26日

カメラ派とカメラ無し

慶良間の海で30分間ダイバーの後を追跡して調査を行いました。



中性浮力が取れないダイバーがデジタルカメラを手にしてダイビングをすると
一分間に一回はサンゴに接触してまわりのサンゴにダメージを与えているのが判りました。

皆様、中性浮力がおぼつかないゲストがお見えになった時にはこの表を見せて中性浮力の水中実技講習を行ってください。

この数字を見る限りカメラ派が海に入る時には、環境保全寄付金をカメラ無しの人より多く払わないと環境に対してやさしくないと言えるかも知れません。

中性浮力が取れないカメラ派の初心者ダイバーは倍の金額支払いになりますね。

  


Posted by けんすけ父さん at 12:06Comments(0)環境

2010年03月25日

読谷村ダイビング集会

三月18日に読谷村のダイビング店が、読谷村漁業協同組合の3階ホールに夕方7時から集まり、読谷ダイビング連絡網の顔合わせを行いました。

当日は28名ほどのダイビングインストラクターの方々が顔を出してくれました。
読谷村でイベントや安全対策等の連絡が必要なときにはこの連絡網を使って連絡をしあうことを決めました。




当日は「比嘉正一読谷村漁協組合長」の挨拶もあり名詞交換も行いました。

  


Posted by けんすけ父さん at 15:15Comments(0)ダイビング

2009年12月13日

レジャーダイバーアンケート最終

今回、ダイビングに来ているレジャーダイバーの方々にダイビング中にサンゴに触った事がありますか?
というアンケートも取りました。



ほとんど無いが31%もいますが、海の中で追跡した限りでは、サンゴに触らないで潜れる人はほとんどいません、被覆度が60%ぐらいのサンゴ礁なら1%未満です。
ダイビングでは体がサンゴに触れないでダイビングをするには一度も海底に下りないでクラゲのように漂っていなくてはなりません。

そんなダイビングは私には面白くなくてダイビングを止めてしまう結果になるでしょう。




海に入ると言うことは、少なからず環境に負荷を与えると言う結果ですが、問題はそうした行いにどう答えるのかだと思います。

ある人は、オニヒトデ駆除を続ける、ある人はサンゴ基金に寄付をする。ある人は入海料金を払う。
いろいろな方法があって良いと思います。

沖縄では、何もしないで負荷だけを海洋環境に与え、営業利益だけを追求するダイビングショップがほとんどですが、このようなお店にはどう対処したら私達レジャーダイバーは良いのでしょうね。  


Posted by けんすけ父さん at 18:54Comments(0)環境

2009年11月30日

レジャーダイバーアンケート

206名からのアンケートのQ7からQ10までの回答です。



1年以内のリピーターが61%もいます。
デジタル水中カメラを持つ人が増えました。
半分以上の62%が水中カメラを持ってダイビングに来ていました。



なんの目的でダイビングに来ましたかという問いかけには
生物観察、自然観察、海の中が見たい、ストレス解消、浮遊感という答えが多かったです。

こちらの横井謙典沖縄ブロブ http://urayokoi.ti-da.net/ も見てね。  


Posted by けんすけ父さん at 09:35Comments(0)環境

2009年11月29日

レジャーダイバーに対するアンケート

27日から29日まで、本部町で開かれた「第12回 日本サンゴ礁学会沖縄大会」にて口頭発表とポスター発表をしました。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcrs/
「レジャーダイバーによるサンゴ接触調査」「レジャーダイバーに対するアンケート」と「ダイビングガイドに対するアンケート」の三点を発表しました。



少しずつこの内容を環境ブログで公表します。
最初は7月から9月までの三ヶ月間に行ったゲストのアンケートです。
慶良間諸島に潜りに出かけるダイビング船に乗り込み船上でアンケートを書いてもらいました。
今回のアンケートに記入していただいた皆様ありがとうございました。



レジャーダイバーに対するアンケートから





レジャーダイバーからのアンケート回収率は206名でした。
年齢的には20代から30代までで70%を占めていました。
ダイビング参加ゲストは関東が45%の多数を占めています。
ダイビング経験年数は1年から5年がほぼ半分です。

こちらの謙典ブログ http://urayokoi.ti-da.net/ もよろしく。  


Posted by けんすけ父さん at 12:30Comments(0)環境

2009年11月23日

ハリセンボンの想い

人間なら足が無ければ車椅子ですが、魚は無重力の宇宙空間にいるような生活なので自由に海中を浮かぶことが出来ます。

この「ハリセンボン」は推進力を担う尾ひれが何かのアクシデントで無くなったようです。
前に進むのに欠かせない尾ひれ、体を水平に安定させる「垂直尾翼」のように欠かせないのも尾ひれ。

ところがこのハリセンボンは尾ひれが無くても、何の違和感も無く水中生活を楽しんでいるようでした。



本来の姿はこのようなお尻の先にうちわのような尾ひれがついているのが普通



体の一部が欠けていても動作にあまり差し支えが無いのが水中環境。
海の中の無重力のなせる技かもしれません。

「青い海 泳ぐ姿は 針千本 尾ひれ無くして 想い千本」

けんすけ父さんも冬場は一日おきにはスポーツジムのプールに浸っています。
どんなに重い体でも自由に動かせるのが水環境の良いところ

皆さん、冬場は体や血管内に脂肪が蓄積する季節でもあります。
毎日牛鍋や豚鍋や鳥鍋を食べているあなた、あなたですよ!
今日からプールに行き運動しましょう。
そしてけんすけ父さんのように常にスリムでお腹が出ないように体を維持しましよう。

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Posted by けんすけ父さん at 10:16Comments(0)環境

2009年11月21日

ゴマモンガラの受難

陸でも海でも予期しないことは時々起こる。
生き物にとって五体満足で生まれることは重要であるが五体満足に生まれた後にも生きている限り予期せぬトラブルに見舞われる。
人間のように思考「考える葦である」のような悩める脳を持つ生き物には、トラブル前の生活からトラブル後の生活では生き方も暮らしも180度変わることがおうおうにある。
しかし人間以外の自然界の生物達は深く悩んでいるようには見えない。

・・・毎日をただ食べるために何も考えることなく生きる・・・

本部で出会った「ゴマモンガラ」も尾びれが無いまま元気に泳いでいた。



このゴマモンガラは自分に尾びれが無いことが判っているのだろうか?
人間のように他人と比べて自分は劣るのか?劣らないのか?と言うような思考悩みは持たないだろう。

周りと比べることなく、青い海で毎日餌を探し、沖縄の強い日差しの太陽光を浴びて、毎日が幸せなような気がするのは僕だけだろうか?

その証拠に五体満足な「ゴマモンガラ」と比較しても引けを取らない体格をしていた。



「変わらない 姿形は 安泰か 個性なくして 生きがいなくす」

悩める思考を使わずにこの先もこのゴマモンガラのように毎日を過ごしたいものです。

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Posted by けんすけ父さん at 11:25Comments(2)環境

2009年11月20日

大型トラック

沖縄に地上戦があった頃、アメリカ軍は嘉手納や読谷村の海岸から上陸舟艇を降ろして物資を運びました。
その時にかなり多くの弾薬や砲弾、戦車や軍用トラックに至るまでが海に落下しました。
弾が飛んで来るといけないのであわてて上陸するのでどうしても積荷を落としてしまうようです。

そんな場所が沖縄の海岸にはたくさんあります。

この写真は火薬や砲弾を積んだ軍用大型トラックの残骸の一部






そしてこの下を掘り進むとたくさんの弾薬が出てきます。




第二次世界大戦の遺品は50年以上経ってもなかなか消えることはないようです。
砲弾がゴロゴロしている海中も、沖縄の戦争の激しさの一面を語ります。

「戦世の 姿を留める 海の中 あちらこちらに 文明の性」

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Posted by けんすけ父さん at 13:51Comments(0)環境

2009年11月19日

サンゴを食べるレイシガイ

相変わらず海の中に入ると良く目にするのがサンゴを食べている貝の仲間の「レイシガイ」



ハマサンゴの仲間が特に好きで一番良く食べているサンゴがこれ「コブハマサンゴ」



このサンゴは表面が平たいので、舌で削り取る貝の食事相手としては食べ易いが、食事中に限らずハマサンゴに取り付いていると、体全体が外部に露出してしまうので敵に対する防御が出来ません。そこで少し賢いレイシガイはこの入り組んだ形の「ハナヤサイサンゴ」に潜り込みます。



サンゴの奥に入り込んで食べている限り体の保護は出来ます。

そんなレイシガイを駆除するには、どうしても特別な器具を使わないとサンゴの奥まで潜ったレイシガイは駆除できません。

そこでこんな道具を作ってもらいました。



ここ、北谷町の青川ダイビングサービスで販売されています。
http://www.aokawa.com/

レジャーダイバーの皆さん、早く買いに行ってレイシガイを少しでも減らしてください。
駆除したレイシガイは陸に上げて二、三日置いて死んでいるのを確かめてから海に殻だけ戻してね。

「レイシガイ 海に中では 元気でも 陸に上げれば 即霊死骸」

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Posted by けんすけ父さん at 17:58Comments(2)環境

2009年09月05日

09年慶良間諸島の白化情報

小笠原周辺海域で今年は白化被害が多いとメールが来ました。

二見湾内の浅瀬では8月中旬頃から白いサンゴが目立ちはじめ、
白化に関する会話が日常化したそうです。
そこで、小笠原自然文化研究所は白化概況を把握するため、
8月下旬に聟島列島と父島列島においてスポットチェック法による
簡易な調査を行ったそうでう。
調査結果を小笠原自然文化研究所のHPにアップしてます。

http://www.ogasawara.or.jp

沖縄ではどうかと言いますと、横井が潜っている慶良間諸島エリアでは白化はほとんど見られません。

かなり探した結果、
渡嘉敷村自津留島の水深15メートル近くのコブハマサンゴに一箇所見られました。
20009年8月22日の 写真です。

このハマサンゴの大きさは1つが円周で3メートルぐらいあります。

この程度ですと、水温が下がる9月半ばには元に戻ると思います。




  


Posted by けんすけ父さん at 17:13Comments(0)環境

2009年08月13日

ゴンズイの割腹自殺

いつものように海に入っていると
目の前にふらふらと魚が泳いで来た。

良く見ると痩せてはいるが、沖縄型の「ゴンズイ」である。



しばらく見ていると突然・・・・・死んだ。

泳いでいたものが突然動きを止め、パタリと死ぬ。

潔い良い・・魚ながら敬服致しました。

僕も死ぬときはこのような死に方をしたいものだと思わず手を・・・・合わせました。



合掌・・・・。

良く見ると魚ながら見事な割腹自殺でした。

「いさぎよい 自然の姿 見慣れれば 爺婆真似る 明治の気骨」

こんな生き様、最近の日本では見ないなぁ。
高度成長・高度医療に高学歴、知識をまとって魚以下ですかね?  


Posted by けんすけ父さん at 12:00Comments(0)ダイビング