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2007年06月04日

ハリセンボンの受難

外に出るたびに太陽が強くなるのを感じるのは僕だけだろうか?

町を行く女性たちは日傘を手に持ち、日焼け止め対策を怠らない。

海にも昔は、たくさんの日陰がテーブルサンゴの下に出来ていた。

ハリセンボンの受難日差しの強い時には、ここにいれば安心だった。

ところがある日(1998年)突然、日陰になるテーブルサンゴが死んでしまった。

白化現象というそうだ。


あの日以来おいらの住むイノー(サンゴ礁池)から、日陰が消えてしまった。

長く漁師をしていると、紫外線にさらされ顔にたくさんソバカスが出来るのをご存知だろうか?

長く海人をしていると、紫外線にさらされ白目に肉球が出来るのをご存知だろうか?

ハリセンボンの受難日陰が消えたおいらのイノーでは、太陽を遮るものは無い。

おかげでほら 目の中にまで紫外線の影響が・・・。

おいらは、沖縄の言葉で「イノーアバサー」と呼ばれている。

3メートルぐらいの浅いリーフの中で生活しているからその名がついた。

ハリセンボンの受難浅いリーフの中には危険がいっぱい。 ヤリを持った子供たちや・・・

網を持った 大人達が・・・・・。  追い掛け回す。

おまけにおいらを入れるビニール袋までも流れて来る。

こんな一大事にも ふてくされて 膨れるしか 能が無いのが辛い。

どなたか 紫外線の削減を・・・・・。 だれか Ray・Ban のサングラスを・・・・・。



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Posted by けんすけ父さん at 20:00│Comments(2)環境
この記事へのコメント
外に出ないから紫外線の恐怖を感じてません。
いつも日陰を探ず必要はないし、
ビルの中にいるので、今日のお天気もわかりません。
当然、移動はおかかえのクルマです。

だから、妻と新聞広告にでて、電球は安い蛍光灯にして
環境を考えてますよ、といっても説得力はありません。


・・・て、日本の代表が言っているので、
イノーアバサーまで、思いにいたりませんでした。
Posted by kana at 2007年06月06日 00:51
そんな事を言っているのか 日本の代表は・・・。

まあ、爺さんには教養は必要ないので、日経新聞は
取ってないので、残念ながらその広告は見れないが・・・。

沖縄の新聞は人の家に、ご馳走になりに行く時に、
時々目を通すが、その日本の代表が沖縄の「かりゆしウエア」
を着てえらそうにイスにふんぞり返っている写真は拝見しました。

沖縄の「かりゆしウエア」を着ている今月からは「かりー」をつける為
アバサー汁を食べるだろうと思うので、奥さんとより親密になるやも知れません。

えっ、 ・・・ 今夜は ドイツビールにドイツ料理なの? 

・・・・・オリオンは・・・。
Posted by Kenさん。 at 2007年06月06日 17:02
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